2014/03/05

ゲーマーの年齢と時代

  現在の各世代が、それぞれの時代に何歳頃であったかを、適当に一覧化してみた。


  現在(2014年に)何歳の人が、それぞれ『○○』が発売された頃に何歳だったのか。クリエイターや他のゲーマーの方々が昔話をされている時に、当時何歳としてそれらを経験されたのかが、どうもピンと来ないことがあるので、簡単にテーブル化してみた(表1)。1991年から2010年まで各年について、目安になりそうなタイトルを挙げてみた。また、18歳未満になる欄は薄青で、また30歳以上を含む欄は薄紫で表示した。うーん、分かるような、分からないような。

(表1)ゲーマーの年齢と時代。

……あ、あれ、手許の元画像(jpeg)では文字がクリアに見えるのに、なんでこちらでは画像が微妙に崩れちゃうの? アップロード時にblggrがお節介にも再圧縮しているのか?


  ちなみに、私自身は、「『○○』が発売されたのがもうxx年前だとー!」とか「現在の△△世代は、『○○』が発売された頃はxx歳だっただとー!」というのにはあんまり驚きを覚えない。

  しかし、上のテーブルを見て、「現在18歳の子たちは『ときメモ』(1994)発売時にはまだ生まれていなかったのか」とか、「思春期に『ときメモ』を経験したり大学時代に『君望』『エスカレイヤー』『白詰草話』が直撃したりした世代がもう30歳になっているのか」とか、「30代半ば頃の人たちは、大学時代に『ONE』(1998)が発売された世代なのか」とか、「『同級生』(1992)の頃に新進気鋭の若手クリエイターだった人たちも50歳になるのか」とか、「20代前半のゲーマーにとっては、『はにはに』(2003)も『おとぼく』(2005)もすでに歴史的過去に属するタイトルなんだね」とか、「40歳くらいの方々だったら、『沙織』(1991)事件を(ニュースレベルでも)実際に経験していたのか(※そして「事件」のきっかけになった当時の中学生は現在30代後半になっている)」といったことを再確認するのは、まあ、それはそれで面白味がなくはないが。「『ToHeart』(1997)発売時に25~30歳だった人たち(私から見れば相当な年上)が、現在まだまだ40代真っ盛りだ」というのは、事実その筈なのだが、なんとなく納得が行かない。『同級生』(1992)も、ずいぶん昔の作品だと思っていたが、案外そんなに昔のことでもないような、ふわふわした気持ちになってきた。
  ちなみに、『Rance』第一作は1989年発売(25年前)とのことなので、上の表の最下段からさらに2年古い。当然ながら、その当時20歳だったユーザーは現在45歳になっている。

  WindowsのOSとの対応関係では、これまた大学時代を基準に考えると、おおまかにいえば40歳以上はwin3.1、そのすぐ下がwin95世代で、30代後半はwin98世代、30代半ばはMe、30代前半からはXP、20代後半はVista、20代半ばからがwin7、といった感じだろうか。大学生(情報収集やレポート作成)や高卒就職(仕事で使う)で使い始めるようになるというのは最もありがちな経路であろうと考えて18歳あたりを基準に分類するとこのようになるが、もちろんそれ以前から自宅やクラブ活動でPCに馴染んでいたという人も少なくないだろう。私も、中学生の頃からPCに触れる機会があったので、上記の世代分類のとおりのキャリアではない。